MASERATI 　3 2 0 0 G T

２００１／１／２７ 〜 ２００５／５／２８
　クアトロポルテ限定車の契約をしておきながら破棄してこれのオーナーとなる
何といってもこのテールランプの形状ははずせない　　　( 諭鶴羽ダムにて )

3200GTが発売された当初は、6MTのみであった。試乗させてもらった時には、アクセルに対する反応が敏感すぎ、さらに強力なパワーに怖ささえ感じた。僕にはとても乗りこなすことのできない車であると。試乗車から降りたときには、少し足が震えていたことを思い出す。 　当時に乗っていたギブリからクアトロポルテのセリア・スペチアーレという限定車に乗り換えようとして、契約は完了していた。ギブリはすでに手元から離れ、クアトロポルテの納車待ちだった時に「やはり２ドアがほしい」と思い始め、解約。試乗で怖さを感じた3200GTもATなら乗れるだろうと、ショールームに展示されていたモデルに決めた。
	このような立派なリアシートを持つ3200GT。だから超高速ファミリーカーとして活躍することになる。車選びに節操のない自分としては珍しく車検も通した。家族で出かけたたくさんの思い出が、この車には詰まっている。
一緒に過ごした４年４か月。距離は41,571kmを刻む。今でも理由ははっきりしないが、「タモーラの毒」にやられてしまったためか、この3200GTを手放してしまう。しばらくの間、後悔が続いたが、ディーラーから新しいオーナーが決まったとの連絡があり、その時やっとあきらめがついた。

マセラティーにはbiturbo Si により心を奪われ Ghibli と Shamal そして 3200GT
私にとってのマセラティーとは ビトゥルボ (twin turbo) をさす
歴史的なモデルも これ以降のものも そうじゃない